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2020/04/05 07:00
それらの木製品は木の手触りがあるメリットがある反面、塗膜がないため、日常使いをしていくうちに油分がなくなって行きます。
油分がなくなると、汚れ防止の効果が薄れていきます。
※塗膜別の長所と短所についてはこちらhttps://mokuichi.official.ec/blog/2020/04/03/080000
そのような時には人の肌と同様に定期的にメンテナンスが必要です。
ウレタン塗装などの製品と違いメンテナンスはご自宅でも手軽にできます。
まずはホームセンターなどで販売している蜜蝋ワックスやオイル(亜麻仁油・荏胡麻油・くるみ油等)を購入します。
厚く塗ると塊ができてしまうので、ハギレ(できればウェスのような素材に)に少しだけつけて伸ばします。
塗る前と後では写真のように色が変わるので分かりやすいです。
弊社で蜜蝋ワックスを使用する際には亜麻仁油を配合したものを使用しています。
塗り立て時には匂いがありますが、何日かたつと薄まってきます。
蜜蝋ワックスは革製品にも使われる方がおられるようです。
蜜蝋を使った化粧品(ハンドクリームやリップクリーム)もあるので、天然素材で保湿できることから人気があるようです。
日々の生活でできた傷や汚れの歴史を自分自身でメンテナンスを行うことで製品への愛着も湧いてきます。