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2020/04/04 08:00
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月に国連サミットで採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成されており、
弊社の木製品製造販売は、15(陸の豊かさも守ろう)ターゲット:15.2にある
あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、
世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。に該当します。
木材を使うことは環境破壊になりませんか?という疑問があるかもしれません。
その問題についての答えになる指標の1つに「森林率」という指標があります。
これは面積に対する森林面積の割合のことですが、
日本の森林率は67%です。これは世界的に見ても17位(先進国の中では3位)と森林にとても恵まれた国です。
また、香川県でも森林率は47%と県の半分くらいが森林です。
また、豊富でかつ再生産が可能というところがポイントです。
計画的に伐採と植林を行うことで継続的に資源として活用することができます。
これが持続可能な資源と言われるポイントです。
しかしながら、日本は木材資源が豊富にありながら
値段が安いことなどを理由として外国材の使用割合が多い現状があります。
業界でも、この状況を変えるべく国産の木材を使用していこうという動きがあり
木材自給率も以下のように増加傾向にあります。
<木材自給率>※林野庁「林野庁におけるSDGsの取組」より抜粋
平成20年:24%
平成25年:29%
平成29年:36%
このような背景をもとに、弊社でできることは何があるだろう?
と考えた際に、香川県産ヒノキをもっと活用していこうと考えました。
それぞれの素材には、一長一短があります。
テーブルや椅子、インテリア、照明、テーブルウェア、文房具など
木材にしたい!とお考えの方は、ぜひ国産の木材製品をご購入ください。
国内の森林資源を守る一助となりますので、ご検討いただけましたら幸いです。