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2020/03/30 18:46

<この写真は香川県仲多度郡まんのう町にあるヒノキの山林で撮影をしました>
香川県産のヒノキは、雨量の少ない讃岐の地で長い時間をかけて少しずつ成長していきます。
そのため年輪が均等で、歪みが少なく加工がしやすいのが特徴です。
香川県は、元々は松を主体とした植林が古くから行われていました。
しかし、昭和40年代後半に松くい虫による甚大な被害が発生し、多くの松が枯れてしまいました。
その後、松の跡地に建築として使用できるヒノキを中心とした植林が行われてきました。
そこから40年以上の時が経ち、手入れをされて育ったヒノキが住宅の柱に使えるまでに育ちました。
間伐・主伐・植林の循環型の持続可能な資源として、近年木材が再注目され始めましたが、
住宅の建て方が変わってきたことなどから日々の生活の中で木と触れる機会が減っています。
そこで身近で使っていただきやすい木製品を弊社で作り、
「木と人をつなぐ橋渡しをしたい」と考えました。
1つ1つ丁寧に仕上げた木製品を、
ぜひ木目を見て・鼻で香り、手で触り、五感を使って、
木の持つ温もりをお楽しみいただければ幸いです。
